イーグル締めの上田桃子 キャディの一言で好転
2022年 北海道meijiカップ
期間:08/05〜08/07 場所:札幌国際CC島松コース(北海道)
首位発進の鈴木愛 強風の攻略法は「気にし過ぎず」
◇国内女子◇北海道meijiカップ 初日(5日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6531yd(パー72)
鈴木愛が7バーディ、3ボギー「68」をマーク、4アンダーで今季4度目の首位発進を決めた。
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「リズムや切り返しのタイミングがうまくできなくてミスしてしまった」と前半2番、3番で連続ボギーと苦しい出だしだったが、4番で5mのパットを沈めてバーディを奪取した。8番で118ydの2打目をPWで1mにつけると、9番(パー5/471yd)でも36ydの3打目を2mに寄せて連続バーディを奪い、前半を「35」で折り返した。
後半も11番で2m、12番では1.5mを確実に沈めて連続バーディ。17番(パー3/167yd)ではティショットでグリーンを捉えられずにボギーを喫したが、最終18番(パー5/555yd)では3mのパットを決めてバーディで締めくくった。
「朝から風が強かったので、きょうはアンダーパーで回れたら最高だと思っていた。(4番からは)悪いイメージもなく、いつも通りに振ることだけを意識して回っていた」と話した。
この日は、過去に練習で1度だけ使用したパターの実戦投入が奏功した。パット数は全体2位の「26」を記録し、「今週はパターを5、6本持ち込んで全部試した。いつもとイメージを変えて違うパターを使いたかった。打っているフィーリングもいいし、タッチも合っていた」と手応えを口にした。
コースのある北海道北広島市では、あす6日も最大で風速5m/sと、強風の予報となっている。「あまり風のことを気にし過ぎず、いいリズムでスイングができればいいショットになると思う。自分が風に合わせるのではなく、スイングしている中に風がある、という気持ちで」。難しいコンディションでもいつも通りの自然体を貫いて、今季初優勝をつかみ取る。