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ホステス稲見萌寧はショットに悩み「ギリギリの感じ」

◇国内女子◇楽天スーパーレディース 事前情報(27日)◇東急グランドオークGC(兵庫県)◇6616yd(パー72)

稲見萌寧はホステスプロとして“大一番”に臨む。「ホステスとしてのプレッシャーもあるけど、それよりも一つの大事な試合として、自分のゴルフをしっかりして上位争いをしたい。大会を盛り上げられるように」と意気込みを語った。

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前週「大東建託・いい部屋ネットレディス」は7位。直近の5試合でもトップ10が4回と、安定して上位に入っているが、「ここ何カ月かショットの調子がすごく悪いけど、その中でアプローチとパターで耐えてトップ10に入れているギリギリの感じ」と説明した。

パーオン率はツアートップの75.6%だが、「ショットを本格的に修正していかなきゃいけない」と目標は80%台を掲げているだけに、悩みはつきない。

この日のプロアマ戦は、今年から所属契約を結んでいる楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏と同組でラウンドした。

「スポンサーの社長さんと選手という関係よりも、いい意味で距離が近い。連絡もちょこちょこ取っていて、ただただ本当に応援してくださっている」と、感謝の気持ちを口にした。

前年の第1回大会は、優勝した吉田優利に6打差をつけられて9位で終えた。「去年は(大会の)翌週が東京五輪だったので、コロナにならないかビクビクしていた」と、ノビノビとプレーすることができなかったという。

「去年は特別なもの(東京五輪)があってそれがメーンだったけど、(今年は)今週をメーンに頑張りたい」。大会2日目の29日には23歳の誕生日を迎える。ホステスプロとして迎えるバースデーウィーク。ツアー12勝目で最高の1週間にしたい。(兵庫県加東市/内山孝志朗)

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