地元北海道で今季初優勝を狙う

◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目（22日）◇滝のCC（北海道）◇6560yd（パー72）

菊地絵理香がボギーなしの1イーグル7バーディ「63」でプレー。2019年「大王製紙エリエールレディス」（3R）と並ぶ自己ベストをマークし、通算14アンダーの単独首位で決勝ラウンドに進む。

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「良い距離が残ったので、スムーズに打てた。バーディチャンスも多かったし、そのライン読みもスムーズだった。良いラウンドだった」

前半12番で3mを沈めてバーディを先行した。14番（パー5）では、128ydから9Iで直接決めてイーグル。「入る、入らないは運。そこはすごくラッキーだった」と振り返ったが、続く15番も52度で2.5mにつけてバーディを奪った。

14番でチップインイーグル

2008年のプロテストに合格してツアー4勝。生涯獲得賞金は歴代23位となる6億円超だ。34歳とベテランの域にも入ってきた。

西郷真央ら若手の活躍が目立つ国内女子ツアーだが、「若くても30歳を過ぎても勝つことは難しい。優勝できるかは分からないが、優勝争いとか優勝に近づくことは年齢に関係なくできる」と力を込める。

生涯出場試合数は今大会で節目の400試合。勢いだけではない経験値で結果につなげてきた。

昨年6月「アース・モンダミンカップ」以来の優勝へ、後続に3打差で折り返した。3日目は雨予報で、コースコンディションも大きく変わる。

「バーディを取れていたホールがバーディホールじゃなくなる。そこは自分の中で切り替えていきたい」と残り36ホールへ表情を引き締めた。（札幌市南区／玉木充）