ドレス姿の女子プロが前夜祭に 稲見萌寧や小祝さくらが参加
2022年 大東建託・いい部屋ネットレディス
期間:07/21〜07/24 場所:滝のCC(北海道)
シロカジキで脳みそリセット 原英莉花「1000匹に1匹で角ピヨーン」
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 事前(20日)◇滝のCC(北海道)◇6560yd(パー72)
原英莉花が初めてのカジキ釣りで超大物をゲットした。90㎏、3m以上と思われるシロカジキとの2ショット写真を披露。充実したオープンウィークで気持ちも体もリセットした。
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「シロカジキっていう1000匹に1匹のやつを釣った。すごいですよ。角ピヨーンってなっていた。しんどかったです。釣った後に疲れて死んでいたけど」
地元・神奈川県沖の海上で息も切らしながら、30分の格闘。「マグロっぽくなかった。脂もなかったです」と釣り上げた後は刺し身で堪能した。
「海が好きなんです。海の上にいるのが好き。ある意味“神社”みたいな」。3年前からハマっていたという釣りは、プロゴルファーとして壁にぶち当たったときの心の拠りどころだったりもする。
もちろん、本業も忘れていない。2週前「ニッポンハムレディス」では予選落ち。続くオープンウィークは師匠のジャンボこと尾崎将司と修正に取り組んだ。ジャンボからは「あとは頭の中だけ。そんなのはミスじゃないぞ」とアドバイスが飛んだ。
「腰の状態も良くなって、ショットも悪くない。いい方向にいっている。ニッポンハムのときはちょっとのミスで許せなかった。どんどんドツボにはまっていた。それを言われた」。原なりに師匠の言葉の意味を受け止める。
後半戦の残り19戦へ、この日はプロアマ戦で調整した。「1週間で脳みそもリセットできていると思う。ここからリスタートということで。ガツガツいこうと思う。テーマは“ナヨらない”。戦う気持ちを常に持つ」。今季17戦でトップ10は5月「ほけんの窓口レディース」1試合のみと不完全燃焼が続いているが、カジキパワーでツアー5勝目を手繰り寄せる。(札幌市南区/玉木充)