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辛かったゴルフ「今はたまに楽しい」/金田久美子一問一答

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 3日目(25日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6639yd(パー72)

永遠の(?)“ギャルファー”金田久美子が2011年「フジサンケイクラシック」以来の2勝目に前進した。首位に2打差の通算5アンダー2位で3日目を終え最終日は最終組で回る。シード落ちに故障など苦しんできた20代後半を経て、32歳の今がある。心境を語った。

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―4バーディ、1ボギー「69」
「きょうは60台で回れたので大満足。ショットも良かったし、目標がイーブン(パー)くらいだったので余裕を持って一日ラウンドできた。風対策? うーん、無理をしないこと。風のほうに打っていく。ピン狙いたいところでも無理をせずに」

―昨年痛めた腰の状況は?
「腰痛は治っていない。でも去年に比べたらゴルフができる。痛くて練習できないのも(今年は)数回だけ。メンテナンスとトレーニングで補えている。オフはケガをしない、腰が痛くならないトレーニングをするよう意識を変えて過ごしました。成果? 出てますね!」

―今大会はウェッジを変更。年齢を重ねて心境に変化は
「考えるようになったのと、勇気が出るようになった。昔は(何かを変えて)失敗したら後悔するのかな…って。でも年を取って気持ちの変化が前向きになった。昔は絶対に練習をしないといけなかったけれど、自分の年齢と向き合って休むことも勇気のひとつ。疲れます。18ホールを回るのは。体力も、睡眠(時間)も減ってきた。9時間半、10時間半と眠れていたのが、今は7時間くらいで起きたり。腰にも半年以上テーピングをした。痛いところも治りづらくなったり」

―ゴルフとの向き合い方
「昔よりは楽しい。感謝の気持ちじゃないですけど、それで前向きにプレーできたりもしています。昔の“イケイケ”というか強気な感じが私の中でなくなっている気がしないでもないというか(笑)。優しくなったんですかね。それは冗談ですけど、キツイ部分が抜けてきたところもある。もうちょっと気持ちを強く持ってプレーしたい」

―身体づくりの変化
「体幹トレーニングを中心にやっている。今までは重いもの(バーベルなど)を持っていたけれど、今は持たずにやっている。食事も昔から食べないと体重が落ちてしまう。甘いものを食べるのをやめていたが、ストレスになるので(制限を)やめました。朝からごはんもおかわりします」

―ゴルフが楽しく?
「悪くても、『ゴルフができるだけでイイか』じゃないですけど、そんな風に思える瞬間がある。前はゴルフをやっていること、体が動くのが当たり前でスコアが気になった。ゴルフが好き? 私はあんま好きじゃないなあと思うんですけど、周りにはそう言われる(笑)。でも前は本当にゴルフをしている時間が辛かった。今は、たまに楽しいです」

―「30歳までに引退」と話していたが?
「できるところまでやりたいなと思うようになりました。それに3、4年前はレギュラーツアーで上位では戦えないかなと思っていた。でも最近は優勝スコアを見ても、今のゴルフならいけるかもしれない…と。楽しい感じになりました」

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