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2年8カ月ぶり予選落ちからの防衛戦 申ジエ「ニュースタート」

◇国内女子◇ニチレイレディス 事前(16日)◇袖ヶ浦CC新袖C(千葉)◇6563yd(パー72)

前週に2019年「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」以来となる2年8カ月ぶりの予選落ちを喫した申ジエは、気持ちを新たに前年王者として今大会に臨む。

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前週大会の予選ラウンドのスタッツでは、フェアウェイキープ率が28ホール中22ホールで、パーオン率は36ホール中24ホールだった。「1個ずつ見ると悪いものはない」とショットに対しての不信感はないが、「マネジメントが良くなかった気がする。ピンに寄せるイメージにもちょっと不安があって、いいイメージのショットが出れば戻ると思う」と振り返った。

4月末に両肘の手術をして状態はまだ「100%戻ってない」と違和感はありつつも「支障はない」と言い切った。今回の舞台は4度優勝を挙げた思い出深い場所。「体から自信が出る」と活力をみなぎらせた。

「前週が悪かった分、今週は逆に力がたくさん入ると思う」と不振から挽回したいという思いから来る「欲」との戦いがキーポイントだと言う。「いい思い出はたくさんある。だけど、それを早く忘れたほうがあしたはニュースタートができる」と持論も展開した。

林間コースとなる今大会では「勝負の18番も大事ですけど、私は17番のパー3も距離があってグリーンも小さく、風がフォローではグリーンに止めるのも難しいので大事だと思っています」と警戒した。昨年の優勝インタビューでは熱戦を繰り広げた末に勝利をつかみ、「自信になった」と語った。あと4勝が必要な永久シード獲得に向け、弾みをつける。(千葉市若葉区/石井操)

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