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179日ぶりの国内ツアー 渋野日向子「ちゃんとやり切る」

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 事前(18日)◇袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713yd(パー72)

渋野日向子がプロアマ戦で最終調整し、「感じはすごく良かった」と手応えを口にした。昨年11月「大王製紙エリエールレディス」以来、179日ぶりの国内ツアーに「今までやってきたこと、目指していることを、ちゃんとやり切る」と気合を入れた。

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今季から主戦場とする米ツアーでは10試合を戦って、トップ10が3度。4月の海外メジャー「シェブロン選手権」でも優勝争いを演じて4位に終わり、「達成感あるんかなと思ったが、めちゃめちゃ悔しかった」と振り返った。

スイング改造にも手応えがある。「時と場合でスイングが変わることもあるが、昨年の今頃に比べて精度が高くなっている。それをもっと再現性高くやっている状況。振れるようになってきた」。スイングへの影響を考えて、新しいシャフトのテストも断る念の入れようだ。

5月初旬に帰国してからは岡山の実家で過ごし、「家に帰ったときに自分で洗濯をしないでいいのがいい」。母・伸子さんのすき焼きも堪能し、“抹茶好き”としてミスタードーナツの抹茶フェアに足を運ぶなど、束の間の日本生活を満喫した。

今季の国内ツアーでは4月「バンテリンレディス」で植竹希望が、翌週「フジサンケイレディス」では高橋彩華と、同じ“黄金世代”がツアー初優勝を挙げた。「同年代が優勝しているのを見るとめちゃくちゃ頑張らないといけない」とネットニュースで結果を確認するたびに自身へのパワーに変えてきた。

次戦は2週後の海外メジャー「全米女子オープン」(ノースカロライナ州・パインニードルズ・ロッジ&GC)を控えるだけに「一打一打悔いのないような攻め方をしたい」。国内ツアー7勝目をつかんで海外メジャーに弾みをつけたい。(千葉市緑区/玉木充)

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