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「土台ができたのかな」先輩・宮里藍さんの渋野日向子評

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 事前(17日)◇袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713yd(パー72)

米ツアー9勝で2017年に第一線を退いた宮里藍さんが、今季から米ツアーを主戦場とする渋野日向子について、「調子良さそうですし、米ツアーのコースとかに対応できているのかなと。移動とか、環境の変化に力を発揮できる土台ができてきたのかなと偉そうに見ている」と笑顔を見せた。

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自身は20歳だった2006年に戦いの場を米国に移した。参戦4年目の09年「エビアンマスターズ」で待望の米ツアー初優勝。翌10年には年間5勝を挙げる活躍で、世界ランキング1位にまで上りつめた。

「私の1年目はすごく楽しかった記憶しかない。自分の知らないゴルフ、日本とは違う選手がたくさんいて。ゴルフの世界がパッと広がった。移動も苦にならなかった。毎週、毎週、日本にない芝質も楽しかった」と当時を振り返った。

渋野は19年の海外メジャー「全英女子オープン」を制したが、米ツアーへの切符は昨年の予選会を経て手にした。

宮里さんと渋野の参戦経緯や状況は違うが、それでも宮里さんは「日向子ちゃんの場合は、すでに結果を残してしまっているので、結果を求められがち。ただルーキーなので、これからのために積み重ねる時間が重要。見ていてすごく楽しそうでうれしいですね」

米ツアーここまでの7戦でトップ10が3度。4月のメジャー「シェブロン選手権」でも優勝争いを演じて4位だった渋野を「すごくいいスタートだと思います」と評価。今週は契約プロとしてブリヂストン・アスリート・アンバサダーを務める宮里さんは、国内復帰戦での活躍を期待した。(千葉県緑区/玉木充)

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