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鈴木愛「攻めのゴルフに徹したい」 元賞金女王が首位浮上

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目(9日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6475yd(パー72)

「だんだん優勝には近づいている。あしたは自信持っていきたい。守りのゴルフでは勝てない。攻めのゴルフに徹したい」。鈴木愛が2017年、19年の賞金女王としての貫禄を見せた。

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前半で3つ伸ばすと後半12番(パー5)で3mを沈めてバーディ。17番(パー5)では245ydから3Wで12mにつけて2パットのバーディを奪った。最終18番はグリーン右に外してパーオンに失敗したが、26ydから58度で4mにつけて「いいパットができました」と渾身のパーセーブ。右拳を握って、ギャラリーからの拍手に応えた。

3打差4位から出て6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算8アンダー単独首位に浮上。「インパクトからフォローに対して開き気味にあたっている。それを直すのにハーフショットでライン出しの練習している」とショットは調整中だが、手応えは十分だ。

高低差のあるグリーンに多くの選手が苦しむ中、パット巧者はこの日、全体3位となる26パットを記録した。

「いろんな傾斜から打てる方がセカンドのイメージを出しやすし、そういう意味では打ちやすい。グリーンの起伏があればあるほど、グリーンに乗ったときのパッティング勝負。有利だと思う」

会見後も練習場へ。最終日は岸部桃子大里桃子との最終組で午前8時50分にスタートする。昨年7月「資生堂レディス」以来となるツアー18勝目へ期待が高まる。(埼玉県鳩山町/玉木充)

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