2022年 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン<初日スコア>
2022年 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン
期間:04/08〜04/10 場所:石坂GC(埼玉)
「ぐっと我慢して短期集中」 44歳・大山志保はオフの練習セーブ
◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 初日(8日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6475yd(パー72)
44歳の大山志保が6バーディ、2ボギーの「68」でプレー。4アンダー2位発進を決めた。
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出だし1番(パー5)で2mを決めてバーディを先行させたが、直後の2番(パー3)でボギーをたたくなどして1アンダーで折り返し、後半は13番(パー3)で8Iを使って30cmにつけてバーディを奪うなど3つ伸ばした。
新調したアイアンが好感触だ。3月「Tポイント×ENEOS」からピン i210 アイアンを投入し、「いいショットが増えてきた」と振り返った。
それまでの使い込んだアイアンは、「思い出せないぐらい長く使っている。『キャディさんから溝がなくなっていますが、気にならないんですか?』と聞かれる」と苦笑い。ただ、それまでの試合でショートするなど距離感に苦しんできたこともあり、交換に至った。
今オフは練習量もセーブした。ラウンドも極力控えて、打ち込みは一日最大100球までとし、体幹や可動域を広げるためのトレーニングに時間を費やした。
「練習好きでどうしても長くなったり、年齢を忘れてやってしまうが、そこをぐっと我慢して短期集中。とにかく、けがが多くて。ようやく自分のことをわかって、客観的に見ることができた」と狙いを説明した。
20歳の西郷真央が今季5戦3勝と若手らが圧倒的な存在感を見せる。「すごいなと他人事のように思っている。次から次に出てくる。私が20代のときはあんなプレーができなかった。レベルが上がっている」と舌を巻く。
それでも「優勝したい」と、狙うは2018年「ヨネックスレディス」以来となるツアー19勝目。ベテランの意地を週末にかけて見せたい。(埼玉県鳩山町/玉木充)