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「悩みこんでいる場合でもない」 稲見萌寧が4打差で最終日へ

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 3日目(5日)◇琉球GC(沖縄県)◇6590yd(パー72)

2アンダー13位から出た賞金女王の稲見萌寧は5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。首位とは4打差の通算6アンダー4位で最終日に臨む。「(この差は)ちょうどいいぐらい。あまり気負いとかもない」と話した。

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2021年は東京五輪で銀メダルを獲得し、ツアーでは8勝をあげた。それでも稲見自身、これ以上の活躍は「難しい」と地に足をつけて今季に臨んでいる。

多くの試合でタイトルを手にしてきたが、不安はぬぐえないもので「当たり前にプレッシャーもある」。それでも「悩みこんでいる場合でもないし、早く勝ちたい気持ちがあるからこそ、いつも通りに、冷静に考えながらやれることが大事」と考えを明かした。

大会3日目を終えて、不安のある腰の状態は「去年のオフに比べて筋肉量が落ちたので、若干疲れているのかな」。キックボクシングを取り入れた昨年と変わり、今季は宿泊先の部屋での自重トレーニングなどで鍛えている。「夏に入る前に体重を落とさず、筋力を上げられるように少しずつでいいから(筋肉量を)戻していこうかなとトレーナーと話しています」

スコアを伸ばせた要因として、7番や11番とパー5でスコアを伸ばせたことをあげた。「総合的に考えれば、自分の中では少しずつ良くなってはいる感じ」と徐々に試合勘を戻してきている。「天気によっても全然違いますし、自分がどうなるかは分からないですけど、“私は関係ない”ぐらいの感じで楽しくできればいいかな」と最終組の1つ前の組からプレッシャーをかけていく。(沖縄県南城市/石井操)

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