不合格の翌日から練習…シブコの先輩、成澤祐美「落ち込んでいる暇はない」
「いつか渋野と最終組で」 成澤祐美が夢見る高校後輩との競演
◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(5日)◇城陽CC (京都)◇6400yd(パー72)
成澤祐美(なりさわ・ゆみ)は「微妙だろうなと思って、ずっと待ってました」と心境を明かす。アウトからの11組のうち、スタートは6番目。通算4オーバーでホールアウトしたとき、20位タイまでの合格ラインに残れるかは後続次第だった。
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今月21日に24歳になるのを前に、4度目の挑戦でギリギリ開いた扉。「ホントに合格したのかなって、まだ信じ切れていないんです。ハグした母よりも、私の方が泣いてました」と喜びがあふれた。吉報を心待ちにしていた周囲にもすぐ連絡。「(合格の報告は)もう、たくさんしました。でも、これからまだたくさんしなきゃいけない」という言葉からも安堵(あんど)が伝わってくる。
「カッコいいプロになりたい。プレースタイル、攻めのゴルフを見てほしい」と表現した理想の選手像には、明確にイメージするプレーヤーがいる。「渋野ですね」。岡山・作陽高の1学年後輩の名前を挙げた。
苦手を自覚するパターがさえていたという4日間。「いつか、ツアーの最終日最終組で渋野と一緒に回ってみたいです。彼女は果てしないところにいるので、私が追いつかなきゃ」。偉大な後輩の背中を目印に、待望のスタートラインに立った。
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