五輪ソフトボール日本快勝 渋野日向子「上野さんのような存在になりたい」
2021年 大東建託・いい部屋ネットレディス
期間:07/22〜07/25 場所:滝のCC(北海道)
渋野日向子は北海道4戦目 米ツアーとの共通点「芝質は似ている」
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 初日(22日)◇滝のCC(北海道)◇6578yd(パー72)
国内復帰2戦目の渋野日向子は3バーディ、1ボギーの「70」でプレー。1つ伸ばして折り返し、後半4番(パー5)でバーディを奪った。5番でボギーをたたくも、続く6番(パー3)では8Iで2mにつけてバーディを決めてバウンスバック。渋野らしさを見せた。
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「きょうみたいに安定したゴルフができていれば“予選落ちらへん”で戦うことは少なくなってくる。しっかりと考えて打つことができた。あす以降も焦らずにやっていければ」。連日30度超えが予想される今大会だが、「やっぱり風は冷たいので、日傘を差せばかなり楽でした」と笑顔で乗り切った。
北海道のコースは2年ぶり4戦目。1戦目が19年7月「ニッポンハムレディス」(桂ゴルフ倶楽部)で7位、同8月「北海道Meijiカップ」(札幌国際カントリークラブ 島松コース)が13位、同9月「ニトリレディス」(小樽カントリー倶楽部)が5位。北海道特有の洋芝も苦手意識はない。
「芝質とかは海外に似ている。米国で3カ月経験したので、ラフの粘りとか、それをちょっと思い出しながら」。4月から始まった米国遠征は7戦でトップ10こそなかったものの、貴重な財産となっているようだ。
会見では前日に続いて東京五輪ソフトボール日本代表の話題に笑顔をみせた。「きのうの女子ソフトボールの勝利があったからこそ、きょうも頑張れた。あした以降も頑張れる」。小学生の頃に熱中した競技だけにプロゴルファーの今でも心の支えになっている。(札幌市南区/玉木充)
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