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稲見萌寧 東京五輪での楽しみはデシャンボーのドライバーショット

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 事前(7日)◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇ 6763yd(パー72)

東京五輪の女子ゴルフ競技初日まであと28日。日本代表の稲見萌寧が3試合ぶりの予選通過を目指しつつ、復調を期す。2021年に入って5勝を挙げているが、ショットはここ数試合「調子が良いわけではない」と現状を見つめる。

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気になるのは「(持ち球が)フェードなのに左にいくミスがある」こと。コーチからの助言も受けて調整に余念がない。これまで出ていなかったミスではないというが、「回数とか、度合いが違う。力みからきたりしているのかな」と分析する。

前回19年大会はリランキングが決まったあとの出場で2位の好成績で終えた。当時とは置かれた環境も「調子も違う」が、「取り組んでいることでうまくいっていない部分があるので、優勝とか上位(に入るか)はやってみないと分からないけど、まずは予選を通って、そこからちょっとでも伸ばせていければいいなと思います」と謙虚に前を見据えた。

今大会後は、次週の「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」に出場した後、「大東建託・いい部屋ネットレディス」を欠場して東京五輪に備えて練習ラウンドを行う予定。「(会場の霞ヶ関CCは)回ったことはあるけど、コースが改造されてからはたぶん回ってない。24日、25日に行って回ろうかな。とりあえず回ってみようという感じです」

稲見が五輪で「楽しみ」と期待しているのが外国人選手に会えること。「(ブライソン・)デシャンボーのドライバー(ショット)を見たい。どのくらいの音が出るのかなとか気になります」と話した。(北海道苫小牧市/石井操)

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2021年 ニッポンハムレディスクラシック



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