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五輪代表2番手争いの稲見、古江、渋野に宮里藍さんがエール

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(13日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72)

青木瀬令奈の4年ぶり優勝で閉幕した今大会。一方で、東京五輪の代表選手決定まで、国内ツアーは残り2試合となった。世界ランキング10位の畑岡奈紗は当確で、同26位の稲見萌寧、同28位の古江彩佳、同32位の渋野日向子によるし烈な日本勢2番手争いが続いている。

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大会アンバサダーを務めた宮里藍さんは2年ぶりの開催となった今大会を終え、「(日本ツアーの)レベルの高さが目覚ましいというか、今日の優勝争いを見ていてもピンをデッドに狙っていく選手がすごく増えた。セカンドで持つ番手が、自分が想像していたよりも1クラブ、選手によっては2クラブ違った部分もあった」と驚きながら総括した。

そんななか、首位で最終日を出て惜敗した稲見について、「ステディなプレーをする印象。アイアンショットのライン出しであったり、縦の距離感、ボールを止める技術と本当に素晴らしい。勝負所で本当に強いので、そこを今後も生かしていって欲しい」と話した。

古江については「小柄だけどよく飛距離は出ていて、特に手首の使い方は上手だなと毎回見て思う。ロングアイアンやユーティリティでもボールを止める技術もあって、飛ばす選手に引け目もなくいろんなコースに対応できる技術はある」と分析。「そういった点で、どちらが代表選手になってもおかしくないと思っています」と国内ツアーで競い合う稲見と古江にエールを送った。

また、宮里さんと同じく今大会を主催したサントリーの所属選手で、米国で奮闘する渋野については「渋野選手のペースで、一つひとつ結果を残していくのが確実に自信につながると思うので、今は見守る期間かなという風に思っています」と話した。

「私の想像でしかないですけど」と前置きし、「米ツアーはアジャストする期間がすごく重要。私も初優勝まで4年かかっていて、コースの対応力や気候の変化、移動の距離があるなかで結果が求められて、自分の気持ちと常に葛藤しながら挑戦しないといけない。やっぱり長い目で見ていかないと、というのはある」とも。残る1枠をかけた争いは、いよいよ佳境を迎える。(神戸市北区/石井操)

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2021年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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