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2位→2位→? 大里桃子が三度目の正直へ好発進

◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 初日(14日)◇福岡カンツリー倶楽部和白コース(福岡県)◇6335yd(パー72)

2週連続惜敗の悔しさを晴らせるか――。大里桃子が「67」で回って5アンダーとし、首位と1打差の3位発進を切った。

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好調の持続を確信させる一打は終盤16番(パー3)。5Iのティショットを2mにつけ、6バーディ目を奪った。6番で喫した唯一のボギーは、50度のウェッジをダフるミスと原因は明確。ショットメーカーらしく「アイアンはすごく自信を持って打てている。結構ピンに絡む。シビアなパーパットもあんまりなく回れた」と話した。

苦悩したパット不調を克服しつつあり、メンタル面で好循環に入っている。「パターが不安だったときはショットで近くに寄せないといけないと思っていた。今はほどよく寄せれば(パットを入れられる)という意識に変わった。そこが大きな変化」と言った。

2週間前の「パナソニックオープンレディース」は上田桃子との“桃子対決”のプレーオフで敗れた。前週「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」は西村優菜と3打差の2位。目の前で優勝の瞬間を見せつけられた。「先週は優菜ちゃんのすごく良いプレーを見て、自分のイメージも良くなった。あと少しかなと思います」

春先の不調時に想定していたスピード以上に好調を取り戻している。周囲から「三度目の正直」の期待は高まる。「頑張ります」とにっこり笑いながら「こんなに早く(調子が)良くなると思っていなかったというのもある。優勝ばっかりを目指すと固くなってしまう。段階を踏みながら。でもチャンスが来たら(優勝)したいと思う」と言葉を選んだ。(福岡市東区/林洋平)

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