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錦織圭に救われた鈴木絢賀、飛距離伸ばしてプロテスト3回目の挑戦

新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の2020年度プロテストは、4月2日で1次予選の全日程を終え、5月に2次、6月に最終を控える。未曽有の事態の中、今回も多くの選手が合格率「3.3%」ともされる狭き門に挑戦している。彼女たちは何を思い、クラブを握ってきたのか? その素顔に迫る。

■15歳でIMGアカデミー入学…ホームシックに

鈴木絢賀は、福島会場(五浦庭園CC)での1次を34位で通過した。強風、硬いグリーンに多くの選手が悩まされた中で通算19オーバー。カットラインに近づくことなく終えた3日間だったが、本人は「情けないです。トップ10に入るつもりだったので」と振り返った。

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26歳でテスト挑戦は3回目。その前に米女子ツアーのQT(ツアー予選会)を2回受けている。「15歳で単身渡米して、戻ってきたのは24歳ですから」。言葉通り、鈴木は中学卒業してから、米国で9年間生活していた。

「父の勧めもあってフロリダのIMGアカデミーに入りました。父は私をプロゴルファーにさせたかったのですが、当時の私はゴルフがあまり好きではなく、『語学も習得できるから』という思いでいました。でも、ホームシックになって、泣いてばかりいると、(錦織)圭さんが『大丈夫』と声をかけてくれて…。うれしかったですね。宮里美香さんには、服をもらったり、ご飯にも連れて行ってもらったり」

ともにIMGアカデミーから世界トップ選手になったテニスの錦織、米女子ツアーのメンバーだった宮里美香からのケアもあり、鈴木は環境に溶け込んでいった。そして、IMGジュニアトーナメントで優勝するなどし、サンフランスシスコ大への推薦入学も果たした。「まずはしっかりと学歴を得ることを考えていました。ゴルフには大学を出てから専念した感じです」

■24歳で帰国…飽くなき向上心で飛距離アップも

卒業後、米国でツアープロになるつもりだったが、2回のQTは跳ね返された。帰国後は地元名古屋市の三好CCが練習拠点になった。「ジャケットを着てコース入りなど、アメリカとは環境が違い過ぎて戸惑いはありました。でも、すごく勉強させていただいています」

だが、日本ですぐに活躍はできなかった。2018年度のテストは1次で不通過、19年度は2次の第2日で棄権した。悔しさを募らせる中、テレビ番組「激芯ゴルフ」(BSフジ)で出会った南秀樹コーチからパッティングの指導を受けるため、香川県まで車を走らせるなどした。昨年3月から始まった「DSPE」(ツアープロを目指す女子ゴルファーを支援する団体)の月例競技会にも参加。歩みは違えど、同じ目標を持った仲間たちと刺激し合っている。「試合を毎月開催していただいてありがたいですし、良き仲間、ライバルであるメンバーといると、闘争心が湧いてきます」

テレビマッチでツアープロと競い合うことも、プラスにしている。これまでショットの正確性を優先してきた鈴木だが、ツアープロとの飛距離の差を痛感して考えを改めた。「『これでは戦えないな』と思いました。すぐに筋トレを始めて、クラブも替えて2カ月間でドライバーの飛距離が15yd伸びました。ゴルフが楽になってきましたね」。2次は、距離が長い茨城会場(ザ・ロイヤルGC)で受験予定だが、「練習ラウンドをしても長くは感じなかった」と言い、「格好良く最終に進みたいです」と言葉に力を込めた。

8月には27歳になる。以前はテスト挑戦の期限を「今年に予定されている20年度、21年度テストまで」と考えていたというが、「今は周りの方々が『もったいない。頑張れ』と言ってくださいます。なので、まだ何も。とにかく今回、ベストを尽くします」と言った。飽くなき向上心も力に、「狭き門」の突破を目指す。

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