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ゴルフきょうは何の日<3月31日>

2013年 堀奈津佳 逃げ切りでツアー初優勝

「アクサレディス in MIYAZAKI」(宮崎・UMKCC)で3打差の単独首位からスタートした堀奈津佳が3バーディ、ノーボギーの「69」でプレー。通算14アンダーでツアー初優勝を果たした。

最終日は4番、13番(パー3)、15番とバーディを積み重ね、一時は野村敏京に並ばれながらも、3打差のリードを守りきった。ホールアウト後は諸見里しのぶらに祝福され、目から涙がこぼれた。「今でも信じられないくらいのことで、すごく驚いています。本当に嬉しいです」と振り返った。

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ただ、後味の悪さが残った。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は初日、2日目とぬかるんだコースを考慮。「スルーザグリーンにある球は罰なしに拾い上げて拭くことが出来る。球を拾い上げる前に、プレーヤーはその位置をマークしなければならない。(マークしなかった場合は1打の罰)」という特別競技規則を設定していた。堀は、このルールを“マークした場所から6インチ(約15センチ)動かしてプレーしてもいい”と解釈、大会初日に5~6回、実際に動かしてプレーしていたという。

この文言を見て、競技委員に確認を取った、ある選手は、「6インチではなくリプレース(元に位置に戻す)なので、注意してください」と言われたとする一方で、堀は“プリファードライです”とLPGAの関係者に言われた、という話もあった。

堀は2日目の会見後に自らの処置が間違っていたことに気がついた。しかし、LPGAも自らが設定した文言が不明瞭で、「『リプレースしなければならない』という文言がなかった」と非を認め、「処置に誤解を招く文章である」と判断して、堀の誤所からのプレーを無罰とした。

最終日のスタート前には棄権も考えたという堀。“複雑”な初優勝となった。

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