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渋野日向子「上位との差を見てしまう場面」を反省

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 3日目(6日)◇琉球GC(沖縄県)◇6561yd(パー72)

渋野日向子は1バーディ、1ボギーの「72」とスコアを伸ばせず、トップと6打差の通算6アンダー12位で最終日を迎える。

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6アンダー5位からスタートしたこの日は「上位との差を見てしまう場面もあった」と邪念が入った。前半4番から「自分が残したい距離を残せていいラインにつけた」とナイスショットを見せたが、約1.5mのバーディパットが入らず。続く6番でも同じく約1.5m、8番では2.5mを外すなどグリーン上で苦戦した。

オフ期間を中心にショットのスイング改造に着手。初日に続き「ティショットに手ごたえはあった」と好感触を口にした。「きょうは高得点ですね。(ドライバーショットだけなら)90点くらい」。フェアウェイを外したのは1ホールのみで、キープ率92.85%には納得の表情を見せた。

ただ、スタートホールの1番は「めっちゃ緊張していて」と3日間ともに1打目を左に曲げた。「練習場ではいい感じでスタートしようと思っているんですけど、どうやって動かしたらいいか分からなくなる」と理想の形には届いていない状態だ。

新たに課題として掲げる「100yd以内の精度」も「自信は増していない」と身につけたい要素はまだまだ多い。「この3日間でいいところも悪いところも見られているので、あした総括して一週間の中で一番いいゴルフができるように目の前のことに集中して、やりたいことをやり切るように頑張りたい」。結果以上に内容重視で2021年初戦を走り切る。(沖縄県南城市/石井操)

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