2年ぶり開催となる「ダイキンレディス」は観客動員を決断※写真は2019年大会

ゴルフの国内女子ツアー2021年初戦「ダイキンオーキッドレディス」（3月4日～7日、沖縄・琉球ゴルフ倶楽部）を主催するダイキン工業と琉球放送、日本女子プロゴルフ協会は25日、1日当たり1000人を上限に観客を入れて開催することを発表した。

国内女子ツアーで観客を動員するのは2019年シーズン最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来で、約1年3カ月ぶりとなる。

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各日指定の入場券（1人1500円）はファミリーマートなどで26日午前10時から販売する。小学生以上は全て有料となる。試合会場での当日券販売はない。

観客にはマスクの着用を求め、会場入り口で検温を実施する。場内での観戦導線もソーシャルディスタンスを確保する。

大会事務局は「「2021 年は東京オリンピックを控えたシーズンであることや、スポーツの盛り上げにつなげたいとの思いから、安全対策を講じ有観客での開催を模索してきた」とし、「徹底した感染防止対策を行い、大会に関わる全ての皆様の安全を守ることを第一とした運営に努める」と強調した。

例年、日本を代表する財界人らが参加してきた開幕前のプロアマ戦と前夜祭は行わない。

大会には渋野日向子、賞金ランキングトップの笹生優花、2019年賞金女王の鈴木愛らが出場する。

24日時点で、縄県内の新型コロナウイルスの累計感染者数は8121人。県独自で出している緊急事態宣言は2月28日に解除される見通しとなっている。

ツアーはコロナ禍で中止が相次いだ2020年と、21年を一つのシーズンに統合。3月12日開幕の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ」(高知・土佐CC)、19日からの「Tポイント×ENEOS」(鹿児島・児島高牧CC)、4月1日開幕の「ヤマハレディースオープン葛城」(静岡・城GC山名コース)の3試合は、無観客で開催することがすでに発表されている。