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西村優菜の強み ラウンド中の“分析”と“切り替え”

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(20日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)

西村優菜は終盤17番(パー5)でのマネジメントをすぐに反省した。「ティショット後のレイアップの仕方がミスでした。エッジ60~70ydのところまでいけば良いと思ったけど、もう少し手前で良かったです」。左サイドのフェアウェイバンカー付近からの第2打で6Iを持った。足場が悪くミスヒット。左に曲げて木が邪魔になる95ydの第3打を残した。

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具体的に分析するミスのポイント。「(第3打は木を越すようにフェースを)開いて振り切ったけど、距離が届かなかったですね」。打球はグリーン左手前にある池へと飛んだ。渋野日向子と同じように一度は池に入ったボールが弾んでグリーン周辺に出てくる幸運も生かしてパーをセーブし終盤のピンチは脱した。

「ラウンド中に自分を分析できるようになってきた」と成長している点を挙げたのが前日。20歳はミスの原因を具体的に探り、すぐに気持ちに整理をつけている。「例えば左にミスをしたら、以前は何で?というのが先に来ていた。いまはトップが浅いから、体が動かなかっただけ、とわかるようになってきた。17番の攻め方も反省点。ミスの原因を分析しているから、切り替えも早くなっている」と話す。

10月の「樋口久子 三菱電機レディス」で最終日に6打差を逆転するツアー初優勝を挙げ、12月には海外メジャー「全米女子オープン」にも出場する。若手が上位を占めるリーダーボードで自身と対照的なタイプ、飛ばし屋の笹生優花と通算7アンダーの首位に並んでいる。「優勝はまだ意識していない。ただ良い位置で決勝ラウンドを迎えられたのは良かった」と週末をにらんだ。(愛媛県松山市/林洋平)

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