2024/11/13国内男子
鉄人・表純子の241試合連続出場はどれだけすごいのか
2017/09/25
GDOEYE
表純子が2011年の国内女子ツアー開幕戦から約6年にわたって続けていた連続出場記録(出場基準が限られる試合を含む)が、ツアー史上最長の241試合で途切れた。同年は「日本女子オープン」の出場権がなく、ツアー優勝者に与えられる資格をつかむしかなかったが、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」2日目、通算5オーバー74位で予選落ちを喫した。
当時43歳だった表は右肩三角筋に炎症を起こしており、「フィニッシュ時に痛みが出ることで、振り切るのがやっと」という状態だった。ドーピングを懸念して痛み止めなどの注射も打たずに出場していた。
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過去には、大会前日に訃報に接し、台風接近で激しい雨のなか車で往復約600キロを走らせて、家族の不幸を乗り越えて出場した試合もある。「(記録更新が)なくなったのは少し寂しい。でも、休めないというプレッシャーからの解放感はあります」。長きにわたった挑戦にピリオドを打った。
※出場人数が限られるメジャー大会などを除いた最多連続出場試合数では今堀りつが1982年~95年に記録した482試合がある。