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鉄人・表純子の241試合連続出場はどれだけすごいのか

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン◇利府GC (宮城)◇6551yd(パー72)

ツアー通算5勝の43歳・表純子の約6年間にわたった連続出場記録が241試合で途切れた。27日開幕の「日本女子オープン」出場には「ミヤギテレビ杯」の優勝が必須だったが、予選落ちを喫した。

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2011年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」から続けてきた記録はどれだけすごいのか。一概には言えないが、ほとんどの選手は多くても4、5試合に出場した後にオフを挟み、調整や休養に充てる。1年間は、週換算すると約52週。国内女子ツアーは12月から翌2月がオフで、表は約40週をほぼ休みなく出場してきたことになる(※2016年は7月第1週がツアーとしてのオープンウィーク)。

連続出場は順風満帆だったわけではない。2016年の「TOTOクラシック」は欠場者の繰り上がりで滑り込んだ。家族の不幸を乗り越え、出場した試合もある。ときには「しんどい」と弱音をこぼすこともあった。今回、記録が途絶えた悔しさをにじませる一方で、プレッシャーから解放され、一瞬ホッとした表情を浮かべたのが印象的だった。

ちなみに歴代2位は、北田瑠衣が記録した154試合(2008年の「日本女子オープン」~13年の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」※棄権3試合を含む)。3位は飯島茜の143試合(07年「日本女子オープン」~11年「大王製紙エリエールレディス」)。北田との差が87試合であることをかんがみると、表の“鉄人”ぶりが改めて浮かび上がる。

継続中の記録ではささきしょうこの53試合(2016年「サントリーレディス」~)が最長。「アマチュア時代から憧れてきたレギュラーツアーに出場できるようになって、そのありがたみを感じている」というのが、ささきのモチベーションだ。表の記録については「体調管理ももちろん大事。でもそれ以上にゴルフが好きだという気持ちがあると思う。到底、追いつけるようなものではない」と話した。

出場人数が限られるメジャー大会などを除いた記録では、今堀りつが1982年~95年に作った482試合がある。これに関して、表は2007年から349試合の連続記録を継続中だ。ただ、今季は賞金ランキング78位に低迷しており、来季のシードを得るには残りの試合での上位フィニッシュが求められる。(宮城県利府町/糸井順子)

糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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2017年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン



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