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成田美寿々が今季初のアンダーパー 恐怖心と向き合う日々

◇国内女子◇デサントレディース東海クラシック 初日(18日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6456yd(パー72)

不調にあえいだ成田美寿々が今季8ラウンド目で、初のアンダーパーとなる「69」をマークした。6月の開幕戦「アース・モンダミンカップ」から陥った極度のショット不振に回復の兆しを見せた。

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最終18番こそ1Wで池に入れボギーで終えたが、155ydを6Iで1mに絡めた1番から3連続バーディ発進を切った。「最後はドライバーで池に入れたら仕方ない。以前、刻んでも池に入れたことがあった」。2番は87ydをウェッジで3m、3番は131ydを8Iで1m。ツアー通算13勝を誇る得意のショットで5バーディ、2ボギーにまとめ、3アンダーの15位につけた。

復調気配の裏には悪夢のような数試合がある。通算15オーバーで予選落ちした開幕戦。ショットに恐怖心を覚え「2週間程度」ゴルフから距離を置いたという。1カ月半後に再開したシーズン第2戦の「NEC軽井沢72」で、初日にキャリアワーストの「92」をたたき左手親指痛で棄権した。

スイングと精神面の双方が招いた不調に「長引いてしまうのかなと思った。練習場でどれだけ(球数を)打っても意味がない。コースで打てるかどうか」。恐怖心と向き合うと決め、試合に出場した。「この期間は、怖さを確認してから打つようにした」。あえて球筋やターゲットを絞り、そこだけに集中した。

「もうほとんど怖さはないです。コースの(ロープ)外まで飛んでいっちゃうような球はなくなった。どっちかというと(不調時に)笑ってほしいタイプなので。みんなに(復調するのが)早いと言われました」と苦笑いしたが、感謝すべき人の名前を挙げる。

「コーチやトレーナーが必死になってくれた」。さらに親友の青木瀬令奈。「ご飯に行ったりして、深くを語らずとも見守ってくれた。練ランでプラスのことを言ってくれた」。この日青木からもらったというボールマーカーを使い、「これのお陰かもしれない。まずは3日間やることですね」と気を引き締め直した。(愛知県美浜町/林洋平)

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