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海外メジャーに悩める鈴木愛「リスキーな部分を考えると…20%」

昨季2度目の賞金女王になった鈴木愛は18日、リモート記者会見に出席した。新型コロナウイルス感染拡大により海外渡航で自主隔離などが必要になるなか、「正直『ANAインスピレーション』と『全米女子オープン』は出場したい。ただなかなか行くには厳しいと思う」と胸中を明かした。

世界の各主要ツアーに再開の兆しがみられるがスムーズな出入国は依然と厳しい状況のまま。さらに日程を組む上で悩ましいのが試合数減で20-21年シーズンに統合した日本ツアーとの兼ね合いだという。

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海外メジャー「全米女子オープン」(テキサス州・チャンピオンGC)は日本ツアーのオフ期間になる12月に延期になったが、9月10日開幕に延期された「ANAインスピレーション」(カリフォルニア州ミッションヒルズCC)の同週は国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権」(岡山・JFE瀬戸内海GC)、その3週間後には「日本女子オープン」(福岡・ザ・クラシックGC)が控える。

「日本でも試合が無いなかで何試合かを捨てていくというのは結構リスキーかなと。海外の方がより感染者は多いと思うし、そこまでのリスクを負ってまで行くかどうかを考えていて。今のままでは行きたい気持ちは80~90%ぐらいだけど、隔離とかリスキーな部分を考えると行く確率は20%ぐらい」と語った。

渡航制限などによりスケジュールの見直しが求められるプロゴルファーは多く、25日開幕予定のシーズン初戦「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)には前年覇者申ジエイ・ボミアン・ソンジュらが出場できない。

鈴木は「国の受け入れができないとなればしょうがないのかな」と前置きしつつ「フェアじゃないなという気はします。申ジエさんも連覇がかかっていただろうし…。いろんな選手が出ているなかで特に韓国勢は強い。出ているだけで私自身、モチベーションが違うし、強い選手が多いだけに戦いがいもある。なるべく早くいろんな選手が揃うように環境を整えていってもらえたら」と2億4000万円の最高額大会を欠場する海外勢を気遣った。

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