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21歳の松田鈴英が意識する「下の子たち」の台頭

世代交代が加速した2019年の国内女子ツアーは、21歳の松田鈴英にとっても“若手”の活躍を意識せざるを得ないシーズンとなった。「(年齢が)下の子たちが初優勝を挙げて、人を見過ぎていたところもあった」。渋野日向子小祝さくら原英莉花浅井咲希ら1学年下の黄金世代が次々と初タイトルを手に。松田は賞金ランキング32位に終わり、念願の初優勝にも手が届かなかった。

賞金ランクでは前年の11位から大きく後退。賞金額は大会によって差があるため単純な比較は難しいが、平均ストロークでは71.7982から71.6265に上昇している。「残念な年だった」と振り返る松田にとっては意外な数字だったようだが、「周りのレベルが上がっているのは、あると思う」と、現状維持ではどんどん遅れをとるツアーの現状を再認識した。

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19年は平均ドライビングディスタンスで3位(253.41yd)、イーグル数で2位(9個)とロングゲームのスタッツを上げた一方で、「3パットが多すぎた。1日3回のときもあったし…」というグリーン上の数字が足を引っ張った。19年は92ホールで3パット以上を費やし、オーバーもショートも「両方あるから、どうしようもない」。パットは長く抱える課題ではあるが、その意識をより強めるシーズンになった。

来季は、今年の10月「富士通レディース」でアマチュア優勝を挙げた古江彩佳と同世代の新人プロたちがツアーに加わる。2000年生まれの安田祐香西村優菜吉田優利ら、さらに年下の新たなライバルたち。「ツアーのレベルはどんどん上がって行くと思うので、自分もレベルを上げていかないといけない。周りを見過ぎずに、自分は自分としてやっていければ」。22日のこの日はウエア契約を結ぶアンパスィのイベントに出演。ファンと交流しながら、2020年に向けて表情を引き締めた。(編集部・塚田達也)

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