女王争い決着へ! 国内女子賞金ランキング
2019年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
期間:11/28〜12/01 場所:宮崎CC(宮崎)
「最後の目標」 申ジエはダブルの偉業へ怒りを力に
◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 事前(27日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6535yd(パー72)
日米韓3ツアーでの賞金女王と平均ストローク60台―。申ジエ(韓国)には、いずれも史上初となる二つの偉業が懸かっている。「最初は忘れようと思った。でも忘れないで乗り越えたい。怒りをエナジーにする」と力を込めた。
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開幕前からボルテージを上げ、「すみません、自分への怒りです」と折り目正しく言葉を添えた。前週「大王製紙エリエールレディス」最終日に16番(パー3)から連続ダブルボギーをたたいた。嵐のような風が影響したが「風は吹いた。でも、ゴルフは風のせいにはできない」。2位から11位に降下し、優勝した渋野日向子、2位の鈴木愛と女王を争う2人に遅れをとった。珍しく号泣し、報道陣の前に姿を見せずコースを去った。
賞金ランキング2位からの逆転には単独2位が最低条件。平均ストローク60台には通算1オーバー以内がノルマとなる。「ファンの皆さんに約束した。女王も平均ストロークも、全部狙います」。第2の故郷と呼ぶ宮崎CCでは15、18年と2度の優勝を誇る。「自分のプレーが出来れば良い結果が出る」という自信を胸に、「最後の目標」とまで言った日本ツアーの頂を狙う。(宮崎県宮崎市/林洋平)
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