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プロテストとQT規定変更 受験者への影響は

◇国内女子◇最終プロテスト◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6398yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が今年から来季出場権をかけた予選会(QT)の受験資格を変更したことで、今年のプロテスト受験者は悲壮な覚悟で臨んでいる。

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QTの受験資格は、19年のみプロテスト不合格でも合格ラインか2打差以内など一部非会員も受験可能となることを除けば、プロテスト合格者やツアー優勝者、賞金シード保持者らが承認される正会員に限定されることになった。

プロテスト不合格などの非会員でもQT受験が可能だった昨年までなら、サードQT以上の進出者に適用される単年の出場資格「TP単年登録者」としてツアー競技に出場できる道は残されていた。過去2年プロテストの壁に跳ね返され、「TP単年登録」で戦ってきた三浦桃香は、最終ラウンドを前に体調不良で棄権した時点でQT受験資格を得られないため、来季ツアー出場の可能性は閉ざされる。

LPGA関係者は規定変更について、LPGA会員の価値を担保することを目的のひとつに挙げる。「プロテストには通っていないのにQTで出場権を得た選手が権利を失った後、女子プロゴルファーとして仕事をすることも多い。“会員”として活動する選手たちの価値を保つ必要がある」

さらに今年のプロテストは、受験可能年齢が18歳から17歳に引き下げられたタイミングも重なった。安田祐香ら今春に高校を卒業した世代と現役高校3年生の2世代が一堂に会した一方、20位タイの合格ラインは例年と変わらず。過去にない狭き門でキャリアを左右する大一番を争っている。

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