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森田理香子が1回限りのキャディ「ゴルフは続けるつもり」

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(1日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)

冬の訪れのような冷たさを感じる朝、一ノ瀬優希がインコースの先頭組でスタートを切った。キャディバックを担ぐのは2013年の賞金女王・森田理香子。2人の関係は高校生だった2006年のナショナルチーム時代からだ。

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キャディを務めることになったきっかけについて森田は「色んな角度からゴルフを見られたらいいなと思って、1カ月くらい前にいちき(一ノ瀬)に『お願いします』と言った。1回限りです」と説明した。

前半13番で2打目をフェアウェイバンカーに入れ、3オン2パットのボギー。15番(パー3)でも3パットを喫し、2つ目のボギーをたたいたが、一ノ瀬は「(キャディに)いてくれたおかげでボギーを引きずらずに済んだ」と振り返った。さらに「アドバイスも的確」とセカンドショットで攻めるか守りに入るかのクラブ選択で頼ったという。

2018年7月「ニチレイレディス」以来、ツアー出場のない森田は今後について「未定。でもゴルフしかないので、ゴルフは続けるつもりです」。イベント出演などもこなすが「何もしていないです」と話した。

9月「日本女子プロゴルフ選手権」を左鎖骨痛で棄権するなど、怪我にも苦しんできた一ノ瀬だが、初日は4バーディ、3ボギーの「71」でプレー。1アンダー31位で終えた。

今季22試合に出場し、賞金ランキングは81位と賞金シード(同50位以内)獲得は厳しい状況だ。それでも、まずは心強い相棒とともに7試合ぶりの予選通過を目指す。(埼玉県飯能市/石井操)

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2019年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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