NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目 スコア
2019年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース
期間:10/24〜10/27 場所:マスターズGC(兵庫)
“ノーメーク”の失敗談も イ・ボミ2年ぶりの最終日最終組
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目(26日)◇マスターズGC(兵庫)◇6510yd(パー72)
イ・ボミ(韓国)が2年ぶりの最終日最終組に入った。前日順延した未消化分を含め、計22ホールを回り、首位と5打差の通算9アンダー3位につけた。2015、16年賞金女王が「一番勝ちたい」と力を込めたホステス大会で、最後に最終日最終組に入った17年「CAT Ladies」以来になる通算22勝目へ望みをつなげた。
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3位から出た第3ラウンドでは終盤に意地を見せた。「前半にパットが入らない場面もあった。下からの選手も(スコアが)伸びてきていて」。手前35ydの第3打を1mに寄せた15番(パー5)から、手前3mを入れた17番(パー3)まで3連続バーディ。4バーディ、1ボギーの「69」とスコアを伸ばした。
所属先でもある延田グループの主催大会で、通算14アンダーまで伸ばした首位テレサ・ルー(台湾)に食らいついた。「私も、会社のために仕事しました」とおどけた。
未勝利の今大会での最終日最終組は、3位で終わった15年大会以来になるが、「すごく緊張していて…。朝、メークをするのを忘れてしまったんです」と失敗談を明かした。16年のカレンダーには“ノーメーク写真”が使用されており、「その写真を見て…。明日はちゃんとメークをしないと」と笑いを誘った。
過去最悪の賞金ランキング83位だった昨年と比較すれば、確実な復調気配が漂う。「ショットもミスがあった。ただ、まだ1日残っている。明日も良いプレーができるようにしたいです」と稲見萌寧、テレサ・ルーとの最終組を見据えた。(兵庫県三木市/林洋平)