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女子大生アマ星川ひなの 最終プロテスト受験へ揺れる思い

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(13日)◇東名CC(静岡)◇6572yd(パー72)

通算6アンダーの2位でローアマチュアを獲得した20歳の星川ひなの(日本大2年)。史上7人目となるアマチュアのツアー制覇は逃したが、台風19号により短縮競技となった27ホールをボギーなしで乗り切った。

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9ホール決戦の最終日は首位と3打差の4位からスタート。ティショットを曲げた13番で残り30ydの第3打を寄せてパーでしのぐと、16番(パー3)で3m、最終18番(パー5)で1mを決め、2バーディを奪った。優勝した黄アルム(韓国)には2打届かなかった。それでも、大学の寮が会場のある裾野市に隣接する三島市にあり、勝手知ったるコースとあって、「(日程も)短いのでチャンスはあったかなと思いましたけど。思い通りにゴルフはできました」と満足気に語った。

沖縄県出身。ゴルフの腕を磨くため、熊本県の国府高校に進んだ。1998年度生まれの、いわゆる“黄金世代”の1学年下で、ツアー通算1勝の大里桃子が同校の先輩にあたる。「高校卒業後に受けてもよかったんですけど、その時はまだ自信がなかった」とプロテスト受験を見送り、大学に進学した。

今年の「日本女子学生ゴルフ選手権」を制した権利で11月の最終プロテストを受験できる。前週の「日本女子オープン」は「今年一番悪かったんです」と予選落ちした。プロテスト受験は「まだ考え中です」と揺れる思いを吐露する。今大会の結果で受験へと気持ちが傾いたかどうかを問われ、「かもしれないですね」と穏やかに笑いながら、「自信にはなりました」と頷いた。(静岡県裾野市/林洋平)

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