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吐き気を乗り越え…黄金世代の臼井麗香「10人目になりたい!」

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 初日(6日)◇GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)◇6380yd(パー72)

強い日差しが照り付け蒸し暑さが会場を包むなか、「64」をマークした20歳の臼井麗香が8アンダー2位発進を決めた。後半8番のパー4(323yd)では、残り117ydの2打目でピッチングウェッジを振り抜きイーグルを奪取。「ファンの方の歓声がすごかったので入ったと分かりました。自分よりもキャディを務めた妹の方が喜んでいました」と、妹の蘭世(らんぜ)さんと歓喜の瞬間を分かち合った。

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開幕前日までは体調不良に苦しんだ。今週2日(月)から2日間は「日本女子オープン」(10月)の最終予選に出場し、通算イーブンパーの34位で本戦の出場権を獲得したばかり。過酷なスケジュールによる疲労もあったのか、4日(水)の深夜から嘔吐が止まらなかったという。

出場予定だった前日のプロアマ戦も体調不良で欠場した。会場入りはしたものの吐き気が収まらず、スタート直前で欠場を決めた。今季から導入された、シーズンを通して1回限りプロアマ戦を棄権、または欠場しても本戦に出場できる規定を行使した。

食事も満足に食べられず、病院で処方された薬を服用して症状をやわらげて挑んだ初日。昨年の最終プロテスト(5位通過)3日目に記録した自己ベストタイのスコアを記録し、気温31.1度の暑さの中で棄権することなく、好成績を残せたことに安どの表情を浮かべた。

今大会のコースは「3年前に1度回ったことはあるけど全く覚えていない(笑)。今回初キャディの妹と、次のホールどっちだろう?と話しながら回った」と明かした。試合前にコースを回らず、本戦に臨むことは初めての経験だという。

好調の理由について、パッティングのルーティンを少し改善したことを挙げた。打ち方はそのままに、アドレスの入り方、カップを見る回数を3回から2回に減らすなどルーティンを簡略化したことで納得のスコアが生まれた。

1998年から99年生まれの、いわゆる「黄金世代」のひとり。勝みなみ畑岡奈紗新垣比菜大里桃子河本結渋野日向子原英莉花小祝さくら浅井咲希に続く同世代10人目の優勝に向け、「わたし“も”勝ちたい!という気持ちがすごくあります。毎ショット後悔しないように打ってスコアを伸ばしたい」と意気込んだ。 (茨城県常陸大宮市/大久保彩)

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