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飛距離は“ビリ”でも 50歳・手嶋多一が4打差に

◇国内男子◇アジアパシフィックオープン選手権ダイヤモンドカップゴルフ 3 日目(11日)◇総武カントリークラブ 総武コース (千葉)◇7327yd(パー71)

首位から4打差以内の14人のうち、首位の浅地洋佑を含め8人が20代の若いリーダーボード。30代と40代がふたりずつ。そしてシニア選手である50代もふたり。53歳のプラヤド・マークセン(タイ)とともに、50歳の手嶋多一が通算イーブンパーの7位で3日目を終えた。

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13位で迎えたムービングデーも目標は「ボギーを打たないこと」。手嶋は序盤にパーを並べた後、7番でボギーを先行させたが、スコアを落としたのはこれが最後だった。その後は9番と14番(パー5)でバーディを決め、「きょうはアンダーパーで回りたかった。結構グリーンにのった。軟らかかったのかな」と納得顔を浮かべた。

シニアらしく(?)、3日目までのドライビングディスタンス257.17ydは決勝ラウンド進出者でビリの60位。一方でフェアウェイキープ率59.52%で2位、パーオン率59.26%は3位につけている。

4月のシニアデビュー戦となった「金秀シニア 沖縄オープン」に続く“今季2勝目”のチャンスもあるが、「それはないです」と笑顔できっぱり。「勝つならもっと攻めないと。距離が出ないのでそうはいかない。4日間終わってアンダーパーで終わりたいと思っている。この難コースをアンダーで回れば自信もつく。これから先、まだ続きますから」

最終日も独自のターゲットを設定した。しっかりクリアすれば、タイトルが確実に近づきそうなコースコンディションでもある…。(千葉県印西市/桂川洋一)

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2019年 アジアパシフィックオープン選手権ダイヤモンドカップゴルフ



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