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マスターズから強行軍の今平周吾「飛距離伸ばす」

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前(17日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

昨季国内ツアー賞金王の今平周吾が、強行日程で国内初戦に臨む。特別招待で初出場した前週のメジャー第1戦「マスターズ」(オーガスタナショナルGC・ジョージア州)から16日(火)に帰国し「意外と移動の疲れはない」と話した。

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プロアマ戦出場のなかった今平は、試合出場登録(レジスト)のため夕方にコースを訪れ、取材に対応した。予選落ちした前週末は13日(土)にパトロンとして会場で観戦し「僕と飛距離が似たような選手を何人か見ていた」。14日(日)はオーガスタで練習を行った。その後タイガー・ウッズの優勝をテレビで見たという。

カットラインに3打届かなかったマスターズは、これまでにメジャーを含め8度出場したPGAツアーの中で最も飛距離の重要性を認識した。「(オーガスタは)ランがあまり出なかった。フェアウェイも広い。正確性だけでは厳しい。いまのままだとマスターズでは活躍できない」と述べた。

予選同組だったPGAツアーメンバーのケビン・キズナーキラデク・アフィバーンラト(タイ)との弾道の高さの差も感じ「アイアンの高さがあれば、もっとバーディを取っていける」。今後は体重を増加させるなど「本当は15yd伸ばしたいけど、まずは10ydを目指す」と話した。

苦い経験を経て、3カ月ぶりに再開する主戦場の日本ツアーでは「3勝」を目指す。事前ラウンドなしで今大会に入るが、「去年と変わらずに国内で頑張って、海外に出られたら結果を残したい。今週はまずはトップ10」と意気込んだ。(三重県桑名市/林洋平)

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