「カシオワールドオープン」3日目スコア
2018年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/22〜11/25 場所:Kochi黒潮カントリークラブ(高知)
石川遼は44位後退 日本シリーズ出場危うく
◇国内男子◇カシオワールドオープンゴルフトーナメント 3日目(24日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)
28位タイから出た石川遼は「72」とスコアを伸ばせず通算1アンダーのまま44位タイに後退した。出だし1番でバーディ発進を決めながら、6番で第2打をダフらせて池に入れてダブルボギーを喫するなど安定感を欠いた。最終日は次週の最終戦「日本シリーズJTカップ」(東京よみうりカントリークラブ)出場権をかけた戦いになる。
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予選ラウンドの強風がウソのように、この日は穏やかなコンディション。「さすがにやりやすかった。きょうは悪いスイングはほとんどなかった」というだけに、上位進出ができなかったことが悔しい。最終18番(パー5)では残り250ydから3Iでピン奥1.5mにつけたが、イーグルチャンスを決めきれなかった。
2015年に優勝した「日本シリーズ」は年間のエリート選手が参戦。前年覇者(宮里優作)、今季の日本ツアー優勝者、欧米ツアー優勝者(小平智)、今大会終了時の賞金ランキング上位20位などの資格がある。出場枠の30人に満たない場合は賞金ランク上位者から補充する。
石川は出場圏内で今大会を迎えたが、3日目までの成績を反映させた仮の賞金ランキング(最終日を戦う全選手が同じスコアだった場合)では28位。後続選手に抜かれるため出場権がない状態となり、最終日に巻き返しが必要になる。
「きのう終わった後の練習場で修正できたと思った(状態)よりも、きょうの後半の方が良かった。その繰り返しでもっと良くしていけるはず」。2018年のツアー最後のラウンドは高知か、東京か。すべては残り18ホールにかかっている。(高知県芸西村/桂川洋一)