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世界ランクポイントは米ツアー超え 今平周吾が見据えるオーガスタ

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(17日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

毎週各国で行われているプロゴルフトーナメントに配分される世界ランキングポイントは、ツアーや大会の“格”に加え、出場選手の最新ランクによって決まる。世界ランク1位のブルックス・ケプカ、同23位の松山英樹がフィールドに入った今年の「ダンロップフェニックス」は優勝者に今季の国内ツアー最高となる30ptを付与。同週開催の米ツアー「RSMクラシック」の24ptを上回る。

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世界ランク62位につける今平周吾は、だからこそ今大会を「一番大事な試合」と位置付け、3日目まで意気込み通りのプレーを展開している。ムービングデーに「65」をマークして通算10アンダー2位タイ。最終18番(パー5)で第3打をピンそば1mにつけて6つ目のバーディを奪い、最終日最終組に割り込んだ。

優勝した10月の「ブリヂストンオープン」以降の直近4試合で、トップ5入りが3回。現在は「不安なクラブ?ないですね。体の調子が良ければいつも通りできるのかなと」と充実感がある。

賞金ランクでは2位のショーン・ノリス(南アフリカ)に約2432万円差をつけており、優勝すれば次週にも初の賞金王が決まる。世界ランクは45位以内に浮上する可能性があり、来年の「マスターズ」(ジョージア州・オーガスタナショナルGC)出場権獲得となる年末の50位以内入りへ大きく前進する。

「最終日にチャンスのある位置で終えることができた。目標通りです。いつも通りやりたい」とマイペースを貫くつもりだ。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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