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今平周吾が地元コースで完勝 賞金ランク1位も「いつも通り」

◇国内男子◇ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦~決勝戦)3回戦(5日)◇鳩山カントリークラブ(埼玉)◇7115yd(パー72)

賞金ランキング1位に立った直後のマッチプレー大会で、貫録の4回戦進出を決めた。シード選手として3回戦からトーナメント表に加わった今平周吾が、星野英正に5&4(4ホールを残して5アップ)で完勝。順当に2年連続のベスト16入りを決めた。

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序盤こそ星野にリードを許したが、ピン奥4mに2オンした前半5番(パー5)のイーグルから一気に加速した。ここでオールスクエアに戻すと、「ショットがけっこうピンに付いて、良い感じだった」という6番から3m、1.5m、4mを決める3連続バーディ。星野がパーを逃した10番まで6ホール連続でアップを奪い、終盤を待たずして勝利を決定づけた。

隅々まで知り尽くす地元コースでの戦いも追い風になっている。実家がある埼玉県の入間市からは、今週も車で通って約40分。「高校生くらいの頃から、家族で回ることが多かった」という馴染み深いコースは、今年3月のオフシーズンにもプライベートでラウンドに訪れたという。ベント芝からバミューダ芝に張り替えられたグリーンは「当時と感じは違う」というが、コースマネジメントは変わらないままだ。

前週の「フジサンケイクラシック」を2位で終え、賞金ランキングは時松隆光に約580万円差の1位に浮上。それでも、「いつも通りです」と気持ちに特別な変化はない。「次に勝ったら、また次に向けて集中するだけ。一戦一戦を大事にやっていきたい」。4回戦の相手はツアー通算13勝を誇る韓国のキム・キョンテ(韓国)。実績では今平をはるかに上回る難敵だが、「強い人のほうが集中してできる」と頼もしい言葉を返した。(埼玉県鳩山町/塚田達也)

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2018年 ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦・決勝)



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