星野陸也が首位発進 小平智と石川遼は21位
2018年 中日クラウンズ
期間:04/26〜04/29 場所:名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)
「アメリカ仕込み!」の声援 小平智は“ふたり”で苦笑い
◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(26日)◇名古屋ゴルフクラブ 和合コース(愛知)◇6557yd(パー70)
「RBCヘリテージ」で日本人5人目の米ツアー優勝を遂げた小平智は、1アンダーの21位タイで発進した。石川遼、宮里優作との同組で1イーグル2バーディ、3ボギーの「69」で回り、首位とは4打差とまずまずのスタートを切った。
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1月からの海外遠征を終え、今年初めて国内での試合に出場。1番ティで大歓声を浴びた小平は、続く2番(パー5)でいきなり魅せた。残り257ydの第2打を5Wで2オンに成功。3mを流しこんでイーグルを決めた。
久々の母国のコースに「フェアウェイも(日本の)高麗芝だと球の下にすき間がある。(フェースの)上っ面に当たってしまったりするので、アジャストが難しかった」と対応に苦しみながら、アンダーパーを死守。16番ではフェアウェイからの2打目がバックスピンでカップをかすめるショットも披露した。初日の来場者数は前年比1322人増の4543人。「『おめでとう』という言葉をいただいて、すごくうれしかった」と、快挙の力を改めて実感した。
ショットに苦労しながら、中盤にショートゲームで好リカバリーを見せると、「アメリカ仕込み!」と声援が飛んだ。小平と一緒に苦笑いしたのは、昨夏まで5年間米ツアーで戦った石川だった。
「どちらかというと、遼の方がアメリカ仕込み。僕はまだ1カ月半くらいしか行っていない(米ツアーに参戦していない)。遼も言ってました。『おれの方がアメリカ仕込みって、言ってほしい!』って」
ふたりはもともと、プライベートで年始から“初打ち”を行う仲。米国のコースの情報を交換するなど、緊張感の中に和やかさがあふれる競演になった。(愛知県東郷町/桂川洋一)
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