石川遼は予選ラウンド2日間で小平智、宮里優作とプレーする

◇国内男子◇中日クラウンズ 事前情報（24日）◇名古屋ゴルフクラブ 和合コース（愛知）◇6557yd（パー70）

予選ラウンドの組み合わせが24日（火）に発表され、今季初優勝を狙う石川遼は大会連覇を狙う宮里優作、2週前の「RBCヘリテージ」で米ツアー初勝利を飾った小平智と同組でプレーすることが決まった。

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石川と小平は近年、年明けの“初打ち”ラウンドを一緒に行う仲。小平は、RBCヘリテージの直後の祝福メールで「中日クラウンズで“バチバチで”勝負しましょう」とメッセージを受け取ったことを明かした。

スポット参戦で達成した日本人史上5人目の快挙について、石川は「本当にすごいこと。すばらしい意味を持っている」と心からたたえた。欧州ツアーでプレーする宮里も帰ってくる。「僕としては非常にありがたいです。予選は互いを意識しないと思うが、3人が高いレベルでゴルフファンの方にお見せできたらと思います」と、ティオフを待ちわびた。

2010年大会で最終日に「58」をマークして優勝した石川は、4年ぶりの出場。8年前の日本ツアー最少ストローク記録樹立を「チップインがあったり、ミスショットっぽかったのがピンについたりした。奇跡みたいなのが2回、3回と出たが、すごくいい内容のプレーができていた」と振り返る。

この日はアウトコースで練習ラウンド。「奥からの傾斜はこんなに強かったかなあ、という感じです。やっぱり難しい。プレーすればするほど難しいというのが選手の評判」と、あす25日（水）のプロアマ戦で最終調整を行う予定だ。（愛知県東郷町／桂川洋一）