日米の連戦を戦う池田勇太。「中日クラウンズ」は昨年5位で終えた

◇国内男子◇中日クラウンズ 事前情報（26日）◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース（愛知県）6545yd（パー70）

今季初勝利が待たれる池田勇太は、来月のビッグトーナメント出場をかけて「中日クラウンズ」をプレーする。5月11日（木）からフロリダ州のTPCソーグラスで行われる米ツアーのフラッグシップイベント「ザ・プレーヤーズ選手権」の出場権は、米ツアーのメンバーのほか、週明け1日付の世界ランキング50位以内の選手に付与。池田は現在の48位をキープしたい。

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米国から帰国直後の前週「パナソニックオープン」は蓄積疲労の中で36位。「先週は4日目に一気に疲れが出てしまったが、体も先週に比べるとかなりラク。ゴルフの調子は悪くない」と、次第に状態を取り戻しているところ。前年5位に入った大会で好結果を出せる調子になりつつある。

世界ランキングは他国のツアーでプレーする選手の動向にも左右されるが、ダブルス戦で行われる米ツアー「チューリッヒクラシック」には、世界ランキングポイントが付与されない。池田は有利な立場ではあるが、きっちりと日本でポイントを稼いで再渡米につなげることが期待される。

コースはあいにくフェアウェイに芝が生えそろっていない地帯が点在し、「今週は多少の運、不運がある。その辺をうまく味方につけられれば」という。コースとの駆け引きがいっそう重要になりそうだ。（愛知県東郷町／桂川洋一）