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2勝目へ 片岡大育は名物ホールのナイスボギーで生き残り

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 3日目(1日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7315yd(パー72)

踏みとどまった。首位から出た片岡大育は4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算10アンダー。首位の谷原秀人とは2打差の3位に後退したが、最終日最終組のポジションをしっかり確保した。

ツアー2勝目は容易くはいかない。前半に3つスコアを伸ばした片岡には、終盤に試練が訪れた。14番でボギーをたたくと、三好CCの名物ホールで大ピンチが待っていた。16番(パー3)。ティショットがつかまりすぎ、最も警戒すべきグリーン左の谷底に落ちた。

同組の谷原、池田勇太は確実に1オン。片岡は差がひらく、ダブルボギーを覚悟せざるを得ない状況で冷静に対処した。谷底からの2打目をグリーンの反対サイド、右のバンカーに狙い通りに入れ、3打目でピンそば1mに。ボギーを拾って傷を最小限にとどめ、納得顔でホールアウトした。

同じ轍は踏まない。苦い思い出は、2週前の「ANAオープン」3日目。首位で並んで迎えた最終18番でダブルボギーをたたき、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)と2打差の2位に後退した。「あれでブレンダンを(最終日に)ラクにしてしまった」。勝負どころを読み違えたことが、今週も頭にあった。2勝目が待たれる立場としては、ここ3戦の連続トップ10入りは、振り返れば悔しさばかりで満ちている。

「ティショットを曲げたホールで冷静にプレーできた。自分のテーマはやり切れた。まだ3日目ですから」。最終日も同じ3人で最終組だ。谷原は通算13勝、池田は14勝。百戦錬磨の2人が相手。我慢の1日を経て「伸ばさないと勝てない。そこだけを考えたいと思う」とスイッチを切り替える。(愛知県みよし市/桂川洋一)

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