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2016年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/28〜01/31 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)

1日35ホール!貞方章男は裏街道で優勝争いへ 日本ツアー選手が上位競う

悪天候のため連日のサスペンデッドを強いられている「SMBCシンガポールオープン」は30日、午後から決勝ラウンドに突入した大会3日目を終えた。予選を通過した70人中13人が、第3ラウンドを終えられなかった。アジアンツアーとの共同主管競技で、暫定5位までの9人のうち、6人が日本ツアーから出場の選手となっている。

暫定首位を走るのは、昨季の国内ツアー新人王ソン・ヨンハン(韓国)。後半13番までに通算9アンダーとして、ツアー初勝利のチャンスをつかんだ。同じく初タイトルがかかる小林伸太郎は、ソンと同じ最終組でプレー。通算7アンダーの暫定3位タイから逆転を狙う。

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谷原秀人は15ホールを終えて通算6アンダーの暫定5位。通算11勝の中には2003年「アジア・ジャパン沖縄オープン」、08年「アジアパシフィック パナソニックオープン」と、共同主管大会で手にした2つがある。アジアンツアー参戦の経験もあり、高温多湿の環境、変則スケジュールにも「もっと暑いところもある。これがアジアですから」とサラリと話した。

この日、猛然と巻き返したのが通算6アンダー暫定5位で第3ラウンドを終えた貞方章男だ。前日は1ホールしかプレーできず、午前7時30分から再開した第2ラウンドは「71」。1アンダーの37位タイで予選を通過すると、1時間あまりの休憩を経て臨んだ第3ラウンドで「66」を叩き出した。

後半2番(パー3)からの3ホールをバーディ、バーディ、イーグルとして急浮上。1日で35ホールを回りきり、疲労困憊の表情を見せたが「力が抜けて良くなった。スコアがまだ良かったので、集中力を切らすことなくできた。切れるのだけはイヤだった」。ジュニア時代から米国で腕を磨いた36歳は「芝がバミューダで、フロリダによく似ていることが、まだやりやすいところ。あしたも今まで通り、目の前の1打をやっていくだけ」と、さらなる上昇に意欲を見せた。

再び天候が心配される最終日は、第3ラウンドの残りを午前7時30分に再開。成績による組み換えを行わず、同8時20分に最終ラウンドを開始する。貞方は第3ラウンドと同じく、イン10番がスタートホール。最終組とは逆の“裏街道”で、静かに優勝争いに加わることになった。(シンガポール・セントーサ/桂川洋一)

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