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石川遼 待ち時間の修正を生かし19位に踏みとどまる

国内ツアー今季4戦目をホストプロとして出場の「ANAオープン」で迎えた石川遼が、2日目を通算4アンダーの19位タイで終えた。

昨日の初日は最終9番(パー5)を残して日没サスペンデッドになったため、この日は6時40分にプレーを再開。スコアを伸ばしたいパー5のティショットは大きく右に曲がり、深いラフに打ち込んでしまった。2打目でフェアウェイに脱出し、3打目でグリーンをとらえたが、バーディを奪うことはできなかった。

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続く第2ラウンドスタートまでは1時間以上。クラブハウスには踏み入れずそのままドライビングレンジへ移動し、ドライバーショットを中心に打ち込んで調整を図った。

米ツアーを主戦場とする石川の感覚では、サスペンデッド分のラウンドを終えたらすぐに第2ラウンドを迎える覚悟でいた。というのも、米ツアーでは予選など組み替えが発生しない場合、待ち時間を短縮するために、第1ラウンドを残している選手と、第2ラウンドをスタートする選手を並行してプレーさせることがあるという。従って、石川は8時7分の第2ラウンドスタートに合わせて、7時40分ぐらいに再開かとキャディと話をしていたが、前日に知らされた再開時間は想像を超える早いものだった。

「正直、6時40分は早すぎかなと思いましたね。でも、その分、第2ラウンドまで時間が空いたので練習ができて良かった。朝の9番のショットを引きずったままスタートしていたら、内容も違っていたと思う。3時30分に起きたことが無駄にならなくてよかった(笑)」。

3アンダー14位タイで迎えた第2ラウンド。スタートホール1番のティショットはフェアウェイ左サイドをとらえ、2打目はピン右奥6mへ。下りで左に切れるラインを読み切ってバーディを先行させた。その後もバーディチャンスにつけるが、この日はパッティングがショート目でカップに届かない場面が多く、結果的にはスコアを1つしか伸ばせなかった。

それでも、初日と比べて「ショットは安定してきたので、明日からが楽しみ」と好感触を口にする。

この日の石川を支えたのは、生命線とするドライバーショットではなく、7月から使用しているという6Wだった。2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず苦戦した後半、17番(パー5)でラフからの2打目に用いて3つ目のバーディにつなげると、「8番(230yd)と11番(234yd)の長いパー3でも6番ウッドを使いました」と、ともにバーディこそならなかったが無難にパーセーブ。リズム良くホールを重ねた。

首位とは6打差で迎える3日目。「明日は5アンダー、6アンダーというスコアが必要になってくる。そう思ってやります」。ホスト優勝を目指し、ムービングサタデーでのチャージを狙う。(北海道北広島市/本橋英治)

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