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高山忠洋、上がり2連続ボギーでコース新を逃す

2014/06/06 19:30

国内男子のメジャー今季初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」の2日目。イーブンパーの12位タイで出た高山忠洋が、1イーグル、6バーディ、3ボギーと5ストローク伸ばして通算5アンダーの3位タイに浮上した。

16番までに7ストローク伸ばし、1994年の「PGAフィランソロピー」で大山雄三が記録した「65」のコースレコードを塗り替える勢いだった。ところが、17番パー3でボギーをたたき、最終18番パー5もボギーとし「67」でホールアウト。ため息まじりにクラブハウスに引き上げてきた。

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「あれは刻むべきだった…」。18番の2打目はフェアウェイから残り250ヤードで3番ウッドを強振したが、ボールは右方向に飛び出し池へと消えた。「17番のボギーを取り戻そうと思っちゃったんですよ」。ドロップ後の4打目はグリーン左の深いラフに捕まり、5打目もエッジに止まってグリーンに乗せられなかったが、このピンチで6ヤードの6打目をカップにねじ込みボギーでこらえた。

「今考えれば、4打目も池ポチャ分を取り戻しにいって無理な攻めをしていましたね。16番まではピンポイントで攻めることができたのに、守りに入った途端、苦しいゴルフになってしまった」。冷静さを欠いたことを悔やむのは高山だけではなかった。

2009年から帯同キャディとしてコンビを組んできた剣持直也氏も「18番のセカンドは、狙うというプロを僕が止めるべきでした」と反省しきり。剣持氏が躊躇したのは、高山がノリや雰囲気で気持ちを盛り上げて好スコアを出すタイプであることと、昨年1年間コンビを離れていたことによる変な遠慮があったためという。

10年の「サン・クロレラクラシック」優勝など高山と二人三脚で歩んできたが、12年シーズン終了と同時にコンビは解消した。しかし、今年に入り再び高山から声がかかり、今季は大半を剣持氏が担ぐことになっている。

「でも…」と2人は口をそろえた。「トラブルが2日目でよかったです。残り2日間は完璧なマネジメントで行きます」。決勝2日間は2人の息を合わせ、11年「カシオワールドオープン」以来のツアー6勝目を目指す。(兵庫県西脇市/本橋英治)

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2014年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯



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