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期待の新人・大堀裕次郎が開幕戦でプロデビュー

2014/04/16 00:35

昨年の「日本アマチュアゴルフ選手権」を制し、国内男子ツアーの「関西オープン」でも優勝争いに加わるなど大器の片鱗を見せた大堀裕次郎が、17日から三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催される国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」でデビュー戦を飾ることになった。

開幕戦の前にGDO本社に訪れた大堀は、オフシーズンにも関わらず褐色に焼けた顔で「準備はできています」と充実の表情を見せた。ツアーの出場資格を持たないため、スポンサー推薦もしくは予選会などを勝ち上がらなければ試合に出場することはできないが、数少ない出場機会の中でも「優勝を目指します」と目標を掲げている。淡々とした口調にも、アマチュア時代とは違うプロとしてのやる気がみなぎっている。

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2月にはアジアンツアーのクオリファイに挑戦した。「残念ながら通ることができませんでした。でも、そのままタイに残って湯原(信光)さんの合宿に参加させていただき、その後はニュージーランドでも試合に出てオフというオフは作っていないので、早く日本の試合に出たい心境です」。

アマ時代から師と仰ぐ湯原からは「試合前の準備など多くのことを教えていただきました」という。さらに、昨年後半にラウンド中に右の肋骨を骨折するなど苦しんだ経験も、「基本的な体力が劣っていたので、この冬には体力強化も行い、プロとして戦える準備を積んできました」と、プロデビュー戦への準備に役立ててきた。

プロ転向後は、サッカー日本代表の本田圭佑選手と同じマネジメント事務所に所属し、オフの間にはコンタクトを取ることもあったという。「自分も将来は海外で戦う意思があるので、とても尊敬する方です」と、競技は違えどアスリートとして目標にしている。

移籍先のイタリアで苦戦しながらも活路を開く本田選手の姿に、「本田さんのような一流選手でも、世界の舞台では苦労することもあることを知り、自分も簡単には上に行けないと気を引き締めています」と、身近な大先輩の背中越しに自身の将来を見据えている。

プロゴルファーとしての目標は「30歳までにマスターズ優勝」。現在22歳の新人は、3年以内には国内で賞金王を獲得し、その後は米ツアーに挑戦。そして8年以内で夢の「マスターズ」制覇にたどり着くロードマップを頭に描いている。

「海外では300ヤードを真っ直ぐに飛ばさなければ戦えない。自分の長所を伸ばしつつ技術を磨いて成長したい」と、期待の新鋭は182センチの長身でまっすぐに前を見つめて意気込んだ。

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