プロアマ戦に出場した丸山茂樹。開幕前日も厳しい寒さに見舞われた。

左手の負傷で戦列を離れている今シーズンの丸山茂樹。主催者推薦で出場する14日（木）開幕の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は、2013年のツアー参戦4試合目となる。

前週は「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」でテレビ解説を務める一方で、練習、トレーニングも欠かさなかった。シーズンが終盤戦に差し掛かる中、今大会に続き次週の「ダンロップフェニックス」にも出場予定。「2週連続は、なかなかシンドイところもある」と苦笑いも浮かべながら話した。

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警戒するのが猛烈な寒波だ。全国的なこの冬一番の冷え込みは、富士山の麓・御殿場ならなおさら。「そこそこ、ゴルフの“感じ”は出ているんだけど、突然難しくなる。今日も前半は3バーディで良かったんだけど、後半は寒くなってダメになった」。加齢ももちろん感じるところ。「予選は宮本（勝昌）と（松村）道央と一緒だから。（彼らは）ずっと前にいるだろう」と“セカンド・オナー”の機会が増えることを承知している。

丸山はキャリアで1度だけ行使できる「生涯獲得賞金25位以内」の資格による1年間の出場権獲得を依然保留中。来年度のプレーも、この2試合の手応えと、その後の検査結果が左右することになりそうだ。（静岡県御殿場市／桂川洋一）