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2013年 タイランドオープン
期間:03/14〜03/17 場所:タナシティゴルフ アンド スポーツクラブ(タイ)

トーナメント初解説!佐藤信人の目/タイランドオープン最終日

タイのタナシティゴルフ アンド スポーツクラブで開催中された「タイランドオープン」最終日。4月の国内ツアー開幕に先駆け、日本男子ツアーとワンアジアツアーの共同主管で行われたアジアシリーズ初戦は、地元タイのプラヤド・マークセンが逆転優勝を飾った。大会を初日から独占生中継したゴルフネットワークで初解説を務めた男子プロ・佐藤信人が4日間を振り返った。

佐藤信人

「優勝したプラヤド・マークセン選手は5番のボギーを除けば、ほぼ完ぺきなゴルフだったといえるでしょう。バーディを奪った8番の素晴らしいバンカーショットから、一気にギアがトップに入った印象。ショットも、パットもミスがなかったと思います。母国のナショナルオープンということで、声援も大きかった。有利になる反面、力みの要素にもなりがちで難しいところがありますが、うまくポジティブな力に変えることができました。

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1月に47歳になりましたが、年間3勝を挙げた2008年を含め、5、6年前からスタイルは変わりません。とにかくまずボールを遠くに飛ばすといった、若いプレーが今日も見られました。マスターズに出場するタワン・ウィラチャン選手(46歳)なども、バーディを多く獲るプレーヤーで、“いぶし銀”という感じや、老け込む様子がありません。昔、ダイナスティカップ(アジア選抜と日本選抜の対抗戦)の時に強く感じましたが、タイの人々は本当に明るい。誰しも年を取るにつれて、ゴルフがつらくなってくる時期が必ずあるように思うのですが、彼らはいつまでもゴルフを楽しんでいるように見えます。それが、アグレッシブなプレースタイル、そして強さの要因のひとつかもしれません。

日本勢では谷原秀人選手の10位タイが最高位。昨年は未勝利でしたが、良いスタートが切れたと思います。12位タイの丸山大輔選手は既に全英オープンの地区予選を突破、山下和宏選手も既にタイで3週間の合宿を行うなど、しっかり準備をしてきた実力派の好プレー見られました。

ただやはり、試合勘という面の差は否めません。他の国々の選手、特にオーストラリアなどの選手は既にシーズンを戦っています。日本人選手も何度も練習ラウンドをする機会があったでしょうが、やはり試合とは使う筋肉も違うもの。その辺の違いはあったかもしれません。

今大会で多くの日本人選手は、知らない選手が多いワンアジアですが、レベルは高い、強敵も多いと感じたはず。2週後のインドネシアPGA選手権は、タフなコースでの戦いとなり、難易度も上がることが予想されます。もちろん日本以外のアジア選手の方がプレー経験が多く有利となるでしょうが、雪辱を晴らすプレーを期待しています!」

【ゴルフネットワークで独占生中継 インドネシアPGAチャンピオンシップ】
1日目:28日(木)午後3:00~7:30
2日目:29日(金)午後3:00~7:30
3日目:30日(土)午後1:30~6:30
最終日:31日(日)午後1:30~6:30
※いずれも最大延長午後7:45まで 全4日間生中継・再放送あり

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