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石川遼、米ツアー5連戦に「収穫はあった!」
5月の「とおとうみ浜松オープン」を終えて、米国に旅立った石川遼が、今季の海外メジャー第2戦「全米オープン」を含む5試合を終えて成田空港に帰ってきた。その5試合中3試合で予選落ちに終わったことに「その部分では残念な結果ですが、トップ10入りすることもできたので、全体としては収穫のある5連戦でした」と、「ザ・メモリアルトーナメント」で9位タイに入ったことを取り上げた。
「今回は来季の米ツアーシード権を掴むために賞金を稼ぐ目的もありましたが、毎試合、優勝争いをする気持ちで行きました。なので、全試合予選は通っても30位とか40位ではなく、あの1試合だけでも優勝争いに加われることができたのは大きかった。優勝を争う場面で他の選手がどのようなプレーをするのか肌で感じることができましたし、これからの自分のゴルフに生かしていきたい」と語る。
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今回の米ツアー挑戦で石川が初めて行ったこと。それは、毎試合コースに詳しいハウスキャディを雇ったことだ。「やっぱり、キャディと選手はラウンド中こと細かに話し合い、決断することで、4日間のゴルフを組み立てていくものだと実感しました。今回、加藤さんには外から見てもらいたかったのと、一番は休んで欲しかったので・・・」。石川のエースキャディ加藤氏には、休養を取ってもらったが、今週から再びタッグを組んで戦うという。
今週は、昨年惜敗した日韓対抗戦「ミリオンヤードカップ」が長崎県のパサージュ琴海アイランドGCで開催される。「まだ、明日入るか明後日になるかは決めていませんが、体調をみて考えます。プロアマ戦には出場しますし、パーティーも出席します」。今週は金曜日からの3日間競技のため、自宅に帰ってゆっくりしてからの移動となる。
また、その後は国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」(7月5日~)に出場してから、海外メジャー第3戦「全英オープン」(7月19日~)に向け渡英する予定となっている。(千葉県成田市/本橋英治)