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松山英樹「アンダーパーで良かった」 2日目は遼と同組

国内男子ツアーの今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が1日(木)、東京都にある東京よみうりCCで開幕。アマチュアとして史上2人目の大会出場を果たした松山英樹は、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「69」で回り1アンダーの12位タイでスタートした。

年間のツアー優勝者と国内賞金ランク25位以内の選手のみが集うシーズン最終戦でも、松山はやはり臆することなくプレーした。全28人の選手の先頭を切って1番からティオフすると、ドライバーでの第1打は会心のドライブ。ボールこそ左ラフへと落ちたものの「完璧だと思って、いい感じでスタートできた」と悠然とコースを歩き出した。

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すると2番(パー3)、6番アイアンのショットをピンに絡めてバーディを先行。さらに514ヤードと長いパー4、4番で2つめのバーディを奪った。6番(パー5)では、左ラフからフェアウェイに刻もうとした9番アイアンでのショットを左に曲げてOB。痛恨のダブルボギーとし、8番もボギーとした時点で1オーバーまでスコアを崩したが動じない。後半最初の10番で7メートルのバーディパットを沈め挽回。その後、1ストローク伸ばして初日を追え「細かいミスはたくさんあったが、スコア的にはアンダーパーで回れてよかった」と納得の表情を見せた。

スタート前に毎年恒例の開会セレモニーが行われるなど、他のトーナメントには無い独特な雰囲気を肌で感じ「自分が出られて嬉しいと思った」と言う。だがその緊張感は、この初日の段階ではプレーに影響を与えなかったと言えそうだ。

毎日、成績順で組み替えが行われる同大会。2日目は2007年大会で最終日にコースレコード「61」をマークしたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、そして前週の「カシオワールドオープン」の予選ラウンドに続いて同学年の石川遼と同組となった。「簡単なミスをもっと少なくしてプレーしていきたいです」。快挙尽くめのシーズンの締めくくり。その注目度は日々増すばかりだ。(東京都稲城市/桂川洋一)

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