宮崎を満喫しすぎたのか38位と平凡な順位で終わったグレーム・マクドウェル

「ダンロップフェニックストーナメント」に9年ぶりの出場となったグレーム・マクドウェル（北アイルランド）は、通算4オーバーの38位タイで戦いを終えた。優勝争いに絡むことはできなかったが「とても楽しい一週間だった。コースも素晴らしく、日本のファンもとてもフレンドリーで、本当に帰ってこれてよかった」と笑顔でホールアウトした。

「今日は風が強くてショットがとても難しかったです。なによりパットに苦しんだ1日でした。なかなか精度が上がらず、グリーンのスピードにタッチをあわせることができなかった」と最終日を振り返る。

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マクドウェルはコースに隣接するホテルに滞在していたが、最終日の前夜は24時を過ぎてもラウンジで仲間とワインなどを楽しんでいた。その際、周囲には一般のお客さんも15名程度いたが、それぞれにチーズを振舞うサービスも行っていた。

昨年「全米オープン」を制しメジャーチャンピオンの仲間入りを果たしたが、見知らぬ人々へも笑顔で挨拶を交わすマクドウェル。「3日目が雨で流れて、72ホールできなかったことは残念ですが、来年もまた帰ってきたいと思っています」と、9年ぶりの日本を満喫したようだ。（宮崎県宮崎市／本橋英治）